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#3 - 静的解析を使ったGoの開発ツール制作 入門編 -

概要

講師:tenntenn
内容:静的解析を使ったGoの開発ツール制作 入門編
費用:15,000円(税込)/学生無料
 

講義スケジュール

複数日行う場合がありますので、ご都合のよい日程をお選びください。

詳細

内容

Goはリリース当初から開発ツールが作りやすい言語です。たとえば、標準ライブラリでは静的解析を扱うためのパッケージがあり、それらを活用して公式ツールとしてなどが存在します。
すでに多くの開発ツールがサードパーティ製を含め存在します。 しかし、以下のような課題を解決するために、自作することもできます。
  • 過去に障害につながったバグを防ぎたい
  • プロジェクト固有のルールの厳守をツールで保証したい
  • コード生成によって煩雑なコードの記述やミスを減らしたい
  • セキュリティの問題になるコードを発見したい
  • レビューコストを減らしたい
本講義では、実際に手を動かして以下のようなツールを開発します。
  • リファクタリングが必要な関数を見つける
  • ループ内でdefer文を使っている
  • nilチェックが漏れている関数を見つける
本講義で学べる知識は以下の通りです。
  • Goの開発ツールについて
  • 静的解析ツールの概要
  • 構文解析
  • 型チェック
なお、入門編で扱わない知識は以下の通りです。 今後、応用編として扱う予定です。
  • 静的単一代入(SSA)形式
  • コード生成
  • ポインタ解析
  • コールグラフ

対象者

  • Goの基礎を一通り終えた方
  • GoでGoの開発ツールが作りたい方
入門者向けの講義ではありません。Goの基礎的な内容は解説しませんので、予めご了承ください。Goの基礎的な内容を学習したい場合は、無償のGopher道場プログラミング言語Go完全入門をご活用ください。
18歳以上の方を対象としております。